みなさんこんにちは!
野球大好きモルツです☆
今回は、1980年~90年代に、阪急・オリックスのエースとしチームを支えた星野伸之選手についてご紹介していきたいと思います。
星野選手と言えば、ストレートの最速は135km/hで、試合中は常時120km/hが出ていれば絶好調という、現代野球では考えられないほどのスローボールで名を馳せ、遅球王との呼び声も高い選手です。
持ち玉はスローカーブとフォークのみでありながら、通算176勝、2041奪三振という脅威の成績を残した星野選手は、なぜこれほどまでに打者に打たれなかったのでしょうか。
今回は、現役時代の星野選手を知る人物たちの証言から、その謎を紐解いていきたいと思います。
現在、球の球速が上がらなくて悩んでいるという方のも参考となる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください☆
画像:星野伸之 なぜ、MAX135キロが“速球”に見えたのか?/プロ野球1980年代の名選手 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

- 名前はモルツ
- 野球歴は30年
- 学生時代のポジションは主に二塁手
- 小学校1年~高校3年までは、野球漬けの日々を送っていた
- 中学時代はシニアリーグに所属し、全国大会出場
- 高校時代、春は県大会優勝、夏は県大会準優勝の経験をもつ
- 現在は草野球やソフトボールを楽しんでいる
- 星野伸之選手のスローボールはなぜ打たれなかったのか
- 現役時代の星野伸之選手のすごさ
- 投手の投じるスローボールは打者にとって脅威となるのか
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数々の選手たちからの証言
ここからは、実際に星野選手の現役時代を知る数々の名選手たちの証言をご紹介します。
その証言から、球の遅い星野選手が一流の成績を残すことができた理由が見えてきました。
清原和博
画像:清原和博 誰もがうらやむほどにまばゆかった80年代の輝き/プロ野球1980年代の名選手 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

星野さんのストレートが最も打ちにくい。表示される球速が信じられない。カーブもすごいけど、僕にとって本格派の投手
現役時代は西武の黄金期を支え、通算525本塁打を放った清原選手は、星野選手の130km/hに満たないストレートと、それよりもさらに40km/hほど遅いカーブに翻弄されていたそうです。
80km/h程のスローカーブが強く頭に残っている状態で投げられるストレートは、たとえ130km/hでもかなり速く感じられたそう。
数々の好投手と名勝負を繰り広げてきた清原選手が、最も打ちにくい投手に星野選手の名前を挙げ、本格派と表現したことは驚きですが、それほど打席で感じる体感速度は驚異的なものだったのでしょう。
梨田昌孝
画像:【プロ野球仰天伝説37】飲み屋で思いついた? 梨田昌孝のコンニャク打法 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

金縛りみたいになってバットを振れなかった
現役時代は強肩捕手として活躍し、こんにゃく打法の愛称でも知られる梨田選手は、星野選手の不思議な能力に翻弄されたようです。
130km/hにも満たないストレートと80km/m台のスローカーブ。
普通に考えればその球を打ち返すことは、プロの打者であればそう難しいことではないはずです。
しかしながら、星野選手が投じる遅球に相手打者はペースを乱し、気づいたときには完全に主導権を握られていたそう。
見事なまでに打者を術中にハメ、自身の意のままに勝負を有利に進めていく能力が星野選手にはあったようです。
初芝清
画像:【ロッテ】OBの初芝清さんが28日のオリックス戦、始球式に打者で参加:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)

伊良部より星野さんの方が速いと思う
これは結構衝撃的な言葉ですね。
ロッテ一筋17年で、現役通算1525本のヒットを放ったミスターマリーンズこと初芝選手は、当時の日本最速となる158km/hのストレートを武器に次々と打者をねじ伏せた伊良部選手を引き合いに、星野選手のことをこのように表現したのです。
伊良部選手と星野選手のストレートの球速差は約30km/hもあり、普通であればそんな2人が比較されるはずがないと思いますが、実際に星野選手と対峙するために打席に立つと、伊良部選手以上の衝撃があったそうです。
野田浩司

あれは誰にも真似できない
現役時代には、星野選手と共にオリックスの屋台船を支え、プロ通算で89勝を挙げた野田選手。
そんな野田選手は、星野選手の独特の投球フォームに触れ、その凄さをこのように表現したのです。
正面から星野選手の投球を見ていると、リリースの瞬間まで全くボールの出所が見えず、投げる瞬間に突如腕とボールが表われるそうで、このフォームからキレのある真っ直ぐと天性のカーブ、そして落差のあるフォークを投げられたら打者はお手上げだと感じたそうです。
野村克也
画像:野村克也監督(阪神) スペシャルインタビュー 「プロ野球が正しい道へ進む役に立ちたい」 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

お前を見ているとどうもおれの理論が覆されるんだよな

球は遅いし、飯は食わん。ケツも小さいし足も速くないだろう。遠投も70mしか投げられん
2000年に星野選手がFAで阪神に移籍した際、監督を務めていた野村さんは、自身が投手として大成するために必要な条件として考えていた理論が、星野選手には何一つ当てはまらなかったことを不思議に思い、このようなコメントを残しています。
もしかすると野村さんに「こいつに普通の理論は通用しない」と言わしめた選手は、後にも先にも星野選手ただ1人だったかもしれません。
片岡篤史

バッターが待っててもどうしようもない球を魔球と言われるが、星野さんのカーブはそれにあたる
現役時代は日本ハムと阪神で活躍し、現在は中日のヘッドコーチを務める片岡選手は、自身のYouTubeチャンネルの中で、星野選手の投じるカーブを「魔球」と表現しました。
伊藤智仁選手の高速スライダーや、藤川球児選手のストレート、千賀滉大選手のフォークなど、誰がどう見ても打てそうにない球を魔球と表現しますが、そこに星野選手の投じる80km/h台のスローカーブが引き合いに出されることには驚きです。
星野伸之
画像:「投球術」最強投手ランキングOB部門2位 星野伸之 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

キャッチャーミットに届くタイミングが違う
北海道出身の星野選手は、高校時代までスピードガンのある球場でプレーをしたことがなく、それまで自身の球が遅いなどという認識は一切なかったようです。
プロ入り後、ブルペンでベテラン投手と同じタイミングでボールを投げたときに、キャッチャーミットにまでの届くタイミングが全然違うことに気づき、はじめて自身の球が遅いことを知ったそう。
スピードガンで自身の球速表示を目にしたときには、「こんなに遅いの!?」と驚愕したというエピソードも語っています。
星野選手の凄さとは

様々な選手たちからの証言からわかった星野選手の凄さとは・・・
打者にとってのスローボールとは

一見打ちやすそうに見えるスローボールですが、実際に打席に立つとタイミングを合わせるのが難しく、なかなかボールにアジャストすることができません。
もちろんスローボール一辺倒では意味がありませんが、他の球との球速差を利用したり、投球フォームを工夫するなどすれば、十分打者にとって脅威となることは間違いないでしょう。
一流の打者たちが証言していることからもわかるように、遅い球でも三振を取ることはできますし、相手の4番打者さえも打ち取ることはできます。
決して球が遅いからといって、投手としては通用しない訳ではありません。
それは星野選手が証明してくれた紛れもない事実であり、球が遅くて悩む人にとってはこれほど心強いことはないでしょう。
全ては自身の工夫次第。
球が遅くて悩んでいる方は、星野選手のような投球術を学んでみてはいかがでしょうか。
星野選手以外のスローボールピッチャーを紹介している記事はこちらから↓
それではまた次回、お会いしましょう☆












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