【筒香嘉智】プロへの道を切り開いた横浜高校時代

選手エピソード

みなさんこんにちは!

野球大好きモルツです⭐︎

今回は、先日5年ぶりに古巣である横浜DeNAベイスターズへ復帰した筒香の原点となっている高校時代について振り返っていきたいと思います。

是非最後までお付き合いください⭐︎

【プロフィール】

生年月日:1991年11月26日

出身地:和歌山県橋本市

身長/体重:185cm/102kg

プロ入り:2009年(ドラフト1位)横浜DeNAベイスターズ

■幼少期

筒香は小学2年の時に那賀郡岩出町(現:岩出市)の硬式野球チーム「和歌山ニューメッツ」で硬式野球を始めました。

当時は4番打者で投手と、まさにチームの大黒柱。

しかしながら本人曰く、小学校低学年までは「平凡な野球少年」だったといいます。

そんな筒香が思い出に残っているのは小学4年生の頃の出来事のようで、その年のクリスマス、初めて自分用のグローブをサンタクロースからプレゼントされたそうです。

ちなみにプレゼントされたのは、SSKの井口資仁さんモデル。

サンタクロースもなかなかのセンスです。笑

なんだか心温まる思い出ですよね。

■一躍脚光を浴びた高校時代

高校は神奈川県の名門、横浜高校に進学。

筒香は幼少期から横浜高校への憧れを抱いていたそう。

そのきっかけとなったのが今でも語り継がれる1998年8月20日の横浜対PL学園の一戦。あの「延長17回の死闘」です。

横浜高校のエース松坂とPL学園のエース上重の白熱した投手戦。

まさにリアルタイムでテレビ観戦していたモルツも、思い出すだけで胸熱です。

この試合を当時、小学1年生だった筒香少年は父に連れられ、甲子園のスタンドから観戦していたそうで、そのときはじめて「横浜高校ってかっこいいな」という印象を抱いたそうです。

筒香選手は高校入学後からすぐに練習試合に出場し、その雰囲気はとても1年生とは思えない堂々たるものでした。

打撃練習をすればライトスタンドはおろか、高さ12mのネットをも越えて行くため「筒香ネット」が新設されたそうです。

名門横浜高校で1年の春から4番に抜擢された筒香は、その年の夏の神奈川大会準決勝で菅野智之を擁する東海大相模と激突しますが4対6で惜しくも敗退。敗れはしたものの、この試合で筒香は、現巨人の菅野から2安打を放つ活躍を見せました。

■夏の甲子園で大活躍

高校2年生になった筒香は、第90回大会の夏の甲子園に出場します。

まず周囲が驚いたのは初戦の対浦和学院戦。

まずは挨拶代わりに先制点を叩き出すツーラン本塁打を放つと、第4打席にもタイムリーを放ち2安打4打点の活躍を見せ、見事に6対5で勝利をおさめます。

その後、準決勝進出をかけた聖光学院戦で満塁ホームランを含む2打席連続本塁打を記録するなど、この日は3安打8打点の大活躍を見せチームを勝利に導きますが、決勝を懸けた大阪桐蔭戦では4対9で敗退。

しかしながらこの大会で筒香は打率.526、3本塁打、14打点という素晴らしい結果を残したのです。

■菊池雄星への思い

筒香と同世代で甲子園を沸かせた花巻東の菊池雄星とは、練習試合で2度対戦があります。結果は筒香の6打数5安打1本塁打と圧勝。

そんな菊池に対し、筒香はこのような思いを語っています。

「高校時代に対戦して凄いなと思ったピッチャーは菊池雄星選手ですね。練習試合を2回やったことがありますが、あんな速いボールは見たことがなかった。衝撃という意味では一番凄かったと思います」

実は筒香がプロから注目されるきっかけとなったのも菊池が関係しています。

当時ドラフト1位候補として注目されていた菊池。

そんな菊池要する花巻東と練習試合を行った際、筒香は菊池が投じたカーブを見事にとらえ本塁打を放ちます。

この一発がきっかけとなり、筒香見たさに各球団のスカウトたちが訪れるようになりました。

■小倉部長と渡辺監督

横浜高校といえば、小倉部長と渡部監督のコンビの印象が強いですね。

筒香もこの2人から指導を受けており、当時のことをこのように語っています。

「僕にとっては、どんな試合よりも毎日の練習の方が思い入れが強いですね。特にミーティングで渡辺監督や小倉部長から話していただいたことは、今でも自分の中に生きています。一日一日、しっかりと目標を立てて練習をするということ。それをするために、的確な言葉で自然に野球をやる気にさせてくれるというか、常にモチベーションが落ちないようにしてくれていたんだなと今になってわかります」

渡辺が「私が筒香に言ったことは、タイミングを見て『ホームランバッターになれ』というくらいのものでした。」と語っているように、筒香に技術的な指導はほとんどしていないと言ます。

横浜高校で2人の恩師から教わった教訓は、間違いなく今でも筒香の心に残っていることでしょう。

■まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

今回は筒香の横浜高校時代のエピソードを振り返ってきました。

幼少期から実力は折り紙付きで、横浜高校時代も抜群の成績を残した筒香。

プロ入り後も日本代表の4番を務めるなど、まさに日本を代表するスラッガーと言っても過言ではないでしょう。

アメリカでは満足する成績は残せませんでしたが、苦労した分、今季から日本球界に復帰した筒香の活躍から目が離せません。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それではまた次回、お会いしましょう☆

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