【2024年】軟式野球で絶対オススメのバット!素材の違いやバット選びのポイントまでを徹底解説!

バット

みなさんこんにちは。

野球歴30年のモルツです☆

今回は草野球で使用する軟式バットについて解説していきたいと思います。

私が少年の頃の軟式バットと言えば、金属一択。

あの打った瞬間の甲高い音が耳の残っているという方も多いのではないでしょうか。

その頃と比べると、現在では様々な素材の軟式バットが販売されており、正直なにを使ったら良いのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。

今回は軟式バットの素材による違いや、オススメの軟式バットまでを一気に紹介していきたいと思います    

  • この記事を読んでわかること
    • 軟式バットの素材と特徴
    • 軟式バット選びのポイント
    • オススメの軟式バット

軟式バットの素材と特徴

軟式バットには大きくわけて「金属、「複合」「木製」「カーボン」の4種類の素材があります。こちらの4種類の違いについて詳しく見ていきましょう。

金属バット

  • 基本中の基本のバット。初心者は金属バットで十分。

最初にもお話しましたが、金属バットは昔から使用されているタイプです。

金属バットの特徴と言えば、他の素材のバットと比べ、圧倒的に値段が安いというところです。

他の素材の物ですと3~4万するのが当たり前の時代で、金属バットは1万円でお釣りがくるぐらいと考えてもらえればいいかなと思います。

また芯が太く作られており、きちんと芯で捉えることができれば飛距離も十分に出ます。

私も小学生の頃は金属バットでおおよそ70~80mぐらいは飛ばしていました。

その代わり、バットの先端や根っこの部分で打っても打球は全く飛びません。

だからこそ野球を始めたばかりの方には金属バットを使ってもらい、きちんとボールを芯で捉える感覚を身につけてもらいたいなというのが個人的な意見です。

複合バット

  • 現在では主流のバット。とにかく飛距離が半端じゃない!

複合バットの特徴は、芯の部分にカーボンウレタンなどを使用し、打球の反発力を高めることにより、とにかく打球が遠くに飛びやすく作られています。

ただ、値段はとても高価となっており4万円程度は見込んでおいた方が良いかもしれません。

それでも複合バットのもつ飛距離については非常に魅力的で、昨今でも人気の高いバットとなっているのが事実です。

とにかく試合で強い打球を打ちたい、遠くに飛ばしたいという方にはオススメのバットとなっています☆

木製バット

  • 軟式野球で使うメリットが少ない。飛距離が出ない上に折れるリスクもある!

木製バットはきちんと芯で捉えないと全くと言っていいほど打球が飛びません

その為、練習でティーバッティングを行う際に使用し、きちんとバットの芯で捉える感覚を養うことに使用することをオススメします。

あとは、試合中の雷対策などで用いられるケースもありますが、普段から試合で使用するメリットは少ないでしょう。

誰しもが打球は遠くに飛ばしたいものですし、場合によっては折れてしまうこともあります。

そうなると、コスト的な部分でも優先度は低くなってしまうのが実情です。

カーボン製バット

  • 金属バットより軽いのが特徴!バットのしなりで打球を飛ばす!

カーボン製のバットは、「炭素繊維強化プラスチック」と呼ばれる複合素材でできています。

カーボン製バットの特徴としては、非常に軽く強度が高いことです。

その為、スイングスピードに自信がない方でも十分に使いこなせる点がポイントです。

普通、軽いバットは球の勢いにバットが負けてしまい、うまく捉えたと思った打球でも思いのほか飛ばなかったということが多いです。

しかしながら、カーボン製のバットは軽いうえにバットがしなる為、ボールとの反発力が強く自分が思っている以上に打球が伸びます。

また、バットが軽いということはバットコントロールもしやすく、どんな場面にも適応しやすいバットだと言っても過言ではないでしょう。

軟式バット選びのポイント

ここからはバットの素材以外で、バットを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

バットのバランスタイプ

バットには「トップ」「ミドル」「カウンター」3種類のバランスタイプが存在することをご存じでしょうか。

以下にそれぞれの特徴についてまとめてみました。

  • トップバランス
    • バットの重心が一番ヘッド側にあり、遠心力で打球を飛ばす!飛距離は1番出やすい!
    • 力が非力な方はバットのヘッド下がってしまい、ボールに力が加わらない!
  • ミドルバランス
    • バットの重心がヘッドの真ん中にあり、最もオーソドックスなバランスタイプ。迷ったらミドルバランスで間違いなし!
    • 力が強く、飛距離を追い求める方からすると物足りなさを感じるかも。
  • カウンターバランス
    • バットの重心が最もグリップ側にあり、バットの操作がしやすいのが特徴!実際の重さよりも体感的には軽く感じる。
    • 重心がグリップ側にあることでヘッドの効きが悪く、打球に強さや飛距離が生まれにくい。

まずはオーソドックスなミドルバランスを視野に入れると良いでしょう。

その中で、もっと遠心力を使って飛距離を出したい、バットを振る力が弱く、少しでも操作性に優れたバットが良いなど、使っていくうちに自分のタイプがわかってくれば、必然的に自分にフィットするバットが見つかるのではないでしょうか。

バットの重さと長さ

バットは種類ごとに様々な重さや長さがラインナップされています。

重さや長さの選択を間違えると自分の持っている力を十分に発揮できなかったり、成長の妨げになったりすることもある為、バット選びはとても重要となります。

バット選びの際、目安にしてもらいたいポイントとしては、長さは脇から指先までの長さ×1.3倍重さは筋肉量とスイングスピードに合わせる

以上を踏まえたうえで、子供と大人の重さと長さの目安は以下の通りです。

  • 小学校1〜3年生(身長110〜135cm程度)
    • 重さの目安は350〜450g
    • 長さの目安は67〜73cm
    • まだ力の弱い時期のバット選びは重要!軽くて良いので、しっかりと自分の形でスイングできるバットを選ぶこと!重くすぎ、長すぎはヘッドが下がったり、変な癖がつく原因に!
  • 小学校4〜6年生(身長135〜160cm程度)
    • 重さの目安は400〜650g
    • 長さの目安は75〜80cm
    • まだまだ成長段階なのでオーバースペックは禁物!高学年になり力も十分ついてくれば、バットをサイズアップすることで、打球の強さや飛距離もアップする!
  • 中学生〜大人(身長160cm以上)
    • 重さの目安は650〜800g
    • 長さの目安は81〜85cm
    • 重さと長さは自身の筋肉量や、スイングスピードで決めよう!無理矢理重いバットを選ぶと振り遅れの原因にもなるので要注意!その代わり、飛距離は重いバットの方が出る!

少年野球用おすすめのバット

ここからは少年野球と中学生以上に分けて実際におすすめするバットを紹介していきます!

これからご紹介するバットは以下のリンクからでも購入することが可能ですので是非ごらんになってみてください!

SSK MM18


まずオススメするのは、SSKのMM18

こちらのバットの適応年齢は小学校4〜6年生(身長135〜160cm程度)となるでしょう。

低学年のお子さんには、長さ・重さの両方でオーバースペックとなってしまうため、あまりオススメはしません。

ある程度力もついて、スイングが安定したぐらいの年齢でご使用ください。

このバットの特徴は芯のウレタン部分が厚く作られていることです。

SSK従来のウレタン素材は14~16mmでしたがMM18は、18㎜という構造になっています。

ウレタン部分が厚いとなぜ良いのかというと、バットとボールが当たったときの反発力が格段に上昇します

そうなることでボールが遠くに飛んでいくという訳です。

ここでご紹介するMM18の概要は以下の通りとなっています。

ぜひ参考にしてみてください。

●サイズ:78cm/570g平均、80cm/580g平均
●φ69mm
●カラー / バランス /
ブラック / トップバランス
ブラック×ゴールド / ミドルバランス


ミズノ ビヨンドマックスレガシー


続いてオススメするのがミズノのビヨンドマックスレガシー

ミズノと言えばビヨンドマックスシリーズで有名ですが、こちらのレガシーは、旧モデルである「ギガキング」と比べて反発力が約3%もアップしています!

また、新ウレタン素材を採用して打感が硬くなったこともあり、今までよりもボールを押し込む感覚で打つことが可能となりました。

小学生ぐらいのお子さんですと、なかなかボールを押し込むという感覚が難しく、どうしてもボールをカットしたような、力のない打球になってしまうことが多いんですよね。

そしてその感覚のまま成長していくと、なかなか強い打球を打つということが難しくなってしまいます。

小さな打ちからしっかりと後ろの手で押し込むという感覚を身につけさせる為には最適なバットかと思います。

適応年齢としては、小学校中学年~高学年向けのサイズラインナップとなっています。

ここでご紹介するビヨンドマックスレガシーの概要は以下の通りとなっています。

ちなみにバランスタイプはトップバランスのみです。

●サイズ:78cm/560g平均、80cm/570g平均
●φ69mm
●カラー / バランス /
ブラック / トップバランス
ネイビー×ゴールド/ トップバランス


SSK スタルキー


こちらのバットは野球をはじめたばかりの、小学校低学年のお子さんに最適なモデルです。

まだ力の弱いお子さんに、重たく長いバットを持たせると間違いなくヘッドが下がったりバットが遠回りして出てくるクセが付いてしまします。

はじめはスタルキーのような軽く短いバットで、スイングする基本を身につけると同時に、ボールが前に飛んでいくという喜びを感じさせてあげましょう!

スタルキーの概要は以下の通りです。

●サイズ:68cm/400g平均、70cm/410g平均
●カラー / バランス /
ブルー/ ミドルバランス
イエロー/ ミドルバランス


中学生〜大人用おすすめのバット

ここからは中学生野球から草野球を楽しむ大人の方々におすすめのバットをご紹介します。

体もできあがり、十分振る力もついてきた方にとっては、バット選びで飛距離が全くと言っていいほど変わります。

ぜひ参考にしてみてください。

SSK MM18


まず紹介するのは、少年用でも取り上げたSSKのMM18

このバットの特徴は先ほど述べたので割愛しますが、他のメーカーのバットと比べ軽量であるというのがメリットです。

スイングにキレがないときや、体に疲労感があるときには少し軽めのバットを持つのも1つの手です。

ただ、軽いバットは飛ばないから・・・と思っている方も多いかもしれませんが、MM18はそんな常識を覆すほどの飛距離を体感できます。

少し重めの方がいいという方は以下にリンクを張っておきますので、ご覧になってみてください!


トップバランスはこちら!


SSK MM23


続いてご紹介するのが、MM18の後継機として2023年に発売されたSSKのMM23

MM18から何が進化したかと言うと、芯の部分のウレタン厚が5mmアップし23mmとなっています。この23mmという厚さは、ウレタンバットの中での最も厚いレベルとなっています。

その結果、MM18と比較し反発力が8.4%もアップしました!

このバットはトクサンTVでも取り上げられていたのでリンクを張っておきますね。

バランスタイプのラインナップはトップバランスのみとなっており、MM18では物足りずもっと遠くにとばしたいという力自慢の方には持ってこいのバットとなっています!

ミズノ ビヨンドマックスレガシー


続いておすすめするのがミズノのビヨンドマックスレガシー

こちらも少年用で特徴をお伝えしたので詳細については割愛しますが、2020年に発売されてから現在に至るまで、爆発的な人気を誇っています。

店舗によっては品切れ状態のところもあるようです。

このビヨンドマックスレガシーはミドルバランス、トップバランスのラインナップがあり中距離~長距離ヒッターまで幅広く使えるバットとなっています。

ミズノ ビヨンドマックスレガシーメタル


最後にご紹介するのがミズノのビヨンドマックスレガシーメタル

このバット、実は私も実際に使用したことがありますが、本気で凄いです。

自分で打っていて「こんなの打球飛ばせたっけ?」と錯覚するほど打球が飛びます。

しかも芯から先の部分で打っても、真芯で捉えたかのような打感があり、飛距離もめちゃくちゃ出ます。

なぜそんなに飛距離が出るのかというと、内芯を金属芯にしたことで、バット先端部のウレタンをレガシーと比べて約2倍にすることができたためです。

トップバランスのみのラインナップとなっていますが、決して触れないバットではない印象なので、普段はミドルバランスを使っているという方の使用も問題はないと思います。

実際に阪神の佐藤輝明選手が使っている動画がありましたので、よろしければご覧ください。

まとめ

さていかがだったでしょうか。

バット選びは非常に重要で、奥が深い物ですが、今回ご紹介したバットを使っておけば特に問題はないでしょう。

自身の体の大きさや、スイングスピードに合ったバット選びをして野球を楽しみましょう!

  • 少年野球におすすめのバット
    • SSK MM18
    • ミズノ ビヨンドマックスレガシー
    • SSK スタルキー
  • 中学生~大人におすすめのバット
    • SSK MM18
    • SSK MM23
    • ミズノ ビヨンドマックスレガシー
    • ミズノ ビヨンドマックスレガシーメタル

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