【大谷翔平】MLB歴代本塁打王が語る大谷翔平の脅威のパワー!

みなさんこんにちは!

野球大好きモルツです☆

さっそくですがみなさんに質問です。

「今、世界で1番有名な日本人と言えば誰を思い浮かべますか?」

唐突にこんな質問をされても、大概の方は迷うことなくこう答えるでしょう。

その男は「大谷翔平」だと。

今や、野球の最高峰であるMLBを代表する選手と言っても過言ではない大谷選手。

そんな大谷選手の2023年シーズンは投打に渡り大活躍の年となりました。

投げては10勝5敗、防御率3.14の成績。打つ方では打率304、95打点、45本塁打と日本人では初となるホームラン王を獲得しました。

右肘靱帯の損傷や、脇腹の負傷もあり135試合のみの出場に終わった昨シーズンですが、もし年間を通じて試合に出場することができていたならば、これ以上の驚異的な数字を残していたことは間違いありません。

チームとしては73勝89敗でアメリカンリーグ西部地区の4位に終わり、9年連続でプレーオフ進出を逃したものの、自身の成績や所属チームへの感謝の気持ちも踏まえ、大谷は2023年シーズンをこのように振り返っています。

大リーグでこれまで活躍された偉大な日本選手たちのことを考えると、大変恐縮であり光栄なことです。この目標を達成するのに協力してくれたチームメート、コーチングスタッフ、ファンに感謝します

そんな大谷ですが、ここに行き着くまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

大谷の苦労や活躍を身近で見てきたMLBを代表する選手たちのコメントを交えながら、彼が同僚たちからレジェンドと称えられる理由を探っていきましょう。

大谷翔平本塁打王までの道のり

昨シーズンは本塁打王を獲得した大谷ですが、実は過去にも同タイトルを獲得するチャンスがありました。

去る2021年シーズン、大谷は前半戦ですでに33本塁打を放ち、2位のゲレーロJr.に5本差をつけてシーズンを折り返します。

世間の空気は「ショウヘイの本塁打王はほぼ間違いなし」というものでした。

しかしながらシーズンが終盤に差し掛かるにつれ、他球団は大谷との対戦を避けるようになったのです。当時大谷が在籍していたエンゼルスの監督であるマドン氏も、大谷に対する相手投手についてこう語っている。

「後半はやはり、みんな、ショーヘイとの勝負を避けた」

事実、大谷は9月22日からの4試合で13回も歩かされることになりました。これは1930年のベーブ・ルースらと並ぶメジャー最多タイです。うち4回は敬遠という結果でした。

悲願の本塁打王を目前に、なかなか勝負をしてもらえないもどかしさを大谷自身も吐露しています。

「我慢の打席が多くなる」

これは自らとの勝負を避ける相手投手への不満と、そんな状況にフラストレーションを抱いて打席の中で強引さが目立つようになった自身への戒めのような言葉に聞こえました。

そんな焦りにも似た感情は成績にも如実に表れます。シーズン前半の打率は.279でしたが、後半に限っては.229まで成績が下降したのです。

「獲りたいなという気持ちはあるっちゃある」

本塁打王への憧れを隠すことなく述べた大谷でありましたが、結局この年は46本の本塁打を放ったものの、ホームラン王争いでは3位という成績に終わったのでした。

そんな苦悩を乗り越えて迎えた2023年シーズン。大谷はシーズン終盤を怪我により欠場したものの、最終的に44本の本塁打を記録し悲願のタイトルを獲得したのです。

そこに行き着くまでの大谷の努力は並々ならぬものでした。

2020年のオフから大谷は、アメリカの有名トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」にて、自身の体についての動作解析やデータ分析を始めました。

それと平行し、アメリカで勝負するにはフィジカル面での成長は不可欠であると考え、絶え間ないトレーニングを積み重ねた結果、現在のような強靱な肉体とパワーを手に入れたのです。

また、そんな大谷の心を常に奮い立たせていたチームメイトがいます。その人物は「マイク・トラウト」

トラウトと言えば、メジャー実働13年で368本塁打を放つ大打者です。過去には3度のMVPにも選ばれており、大谷がエンゼルスに在籍した6年間、ファンは2人のコンビを「トラウタニ」と呼び、大いに注目を集めました。

そんな良きチームメイトであり、時にはライバル関係でもあったトラウトの存在があったからこそ、2023年シーズン大谷は悲願の本塁打王のタイトルと自身2度目のMVPを獲得できたと言っても過言ではないでしょう。

そんなトラウトはSNSを通じ、大谷にこのような賛辞を送っています。

「壮大な1年で、MVPにふさわしい活躍だった。おめでとう。誇りに思うよ」

これも、長年チームを牽引してきた2人の深い絆があったからこその言葉だったのでしょう。

ライバル、ジャッジが語る大谷の凄さ

2023年から名門ヤンキースの主将を務めているアーロン・ジャッジ。

2022年には、アメリカンリーグの本塁打記録を61年ぶりに塗り替える62本の本塁打を放ち、タイトルを獲得したMLBの大スターです。そのオフには9年総額504億円でヤンキースと再契約したと報じられました。

そんなジャッジは2022年、大谷のことをこのように語り、大谷の特出したバッティングの才能を称えました。

「18年に初めて見て、昨年はMVPを獲得し、今年も有力候補に挙がっている。ピッチングは自分の専門外だけど、打席では本当に特別なことをやってのけている」

さらには、実際に大谷から聞きたいことはあるかと問われたジャッジは大谷へのリスペクトの気持ちを込め、次のように続けました。

「打撃へのアプローチやケージでの練習など、細かい部分について知りたい。自分のバッティングに生かせるかもしれないからね」

本塁打記録を塗り替えるほどの選手が学びを問いたいと思うほど、今や大谷はメジャーリーグでも一流選手として認められているということでしょう。

2023年シーズン、ジャッジは記者から同じホームランバッターとして「大谷のことはライバルと思っているのか」と聞かれこう答えています。

「友達だよ。僕は彼の大ファン。彼のプレーを見るのは楽しい。打席だけじゃなくマウンドでもね。ライバルというよりはフレンドリーな競争。彼がやっていること、そして球界にもたらしていることが大好き。」

このコメントから、2人は良きライバルでありながら、共に切磋琢磨し互いを高め合う最高の「友達」であることが感じ取れますね。

今後も2人がどのような競争を繰り広げてくれるのか、楽しみでなりません。

WBC米国代表も驚いた二刀流…

大谷の凄さは打つことだけではありません。「投手大谷」としても異次元の成績を残しています。

そんな二刀流を難なくこなす大谷には、様々な選手が驚愕のコメントを残しています。

まずは昨年行われたWBCでアメリカ代表に選出された3選手のコメントを紹介します。

1人目は通算299本塁打を誇るノーラン・アレナド内野手です。

アレナドはWBC準決勝で対戦する侍ジャパンの印象を問われこのように語りました。

「日本は本当に素晴らしい投手陣だと聞いている。彼らはいつも準備が出来ている。ショウヘイやダルビッシュらもいるし、メンツが揃っていると思う。最終的には、試合に勝つことを目指し、レギュラーシーズンのように戦うだけだ」

2023年WBCで世界一となった侍ジャパンですが、その中でも大谷は打者だけでなく、投手としてもNo.1に匹敵する選手だと認めています。

2人目は2022年シーズン、ナ・リーグMVPに輝いたポール・ゴールドシュミット内野手。実際に大谷とメジャーで対戦した際に、大谷が投じたスイーパーについてこうコメントしています。

「魔球と言われるのはすごく動くからだろうね。他の投手より変化がデカいことを理解しておく必要がある。彼のスライダーはボールになる球を投げて空振りを奪うか、体からストライクに入ってくる球だ。そして狙ったところに制球できる」

ゴールドシュミットが語ったこの言葉から、大谷の投じる球種1つ1つが非常にレベルが高く、その球種を自在に操れる大谷はまさに世界最高峰の投手だと認められていることがわかりますね。

3人目はメッツに所属し、2019年には新人選手によるシーズン最多本塁打記録を更新する53本塁打を放ち、華々しいデビューを飾ったピート・アロンソ内野手です。

アロンソは大谷と共に選出されたオールスターで、前日に催されたホームランダービーに出場した際、大谷のことをこう語りました。

「彼は例外中の例外だ」

「だって誰もあんな風に投げて打つことなんてできないんだ。だからマジで例外だと思うし、現実離れした才能の持ち主だ」

投打で異次元の活躍を見せる大谷のことを「例外中の例外」と表現し、大谷の類い希な才能に脱帽した様子でした。

以上のように、メジャーリーグを代表する現役選手からも大谷を賞賛する声は止むことはありません。

今後も投打に渡り数々の大物選手と対戦を続ける大谷選手から目を離せませんね。

「100、200年と語り継がれる」ライバルたちが語る大谷

 ここからは、過去に大谷選手と壮絶な本塁打王のタイトル争いを繰り広げた2選手のコメントを紹介しましょう。

まずは2021年、シーズン終盤まで本塁打王争いを繰り広げ、最終的に大谷に2本差をつける48本塁打でア・リーグのタイトルを獲得したウラジーミル・ゲレロJr.内野手です。

ゲレロJr.は2021年のオールスターで大谷とツーショットの記念撮影を行いましたが、そのときの心境をこのように語り、大谷への憧れとリスペクトの思いを口にしました。

「長い間、その時を待っていたんだ。どう話しかけていいか分からなかったけど、(写真撮影をしたいと)伝えたら『もちろん』と言ってくれた」

「今でも自宅の壁に飾ってある」

また、今オフにFAとなり最終的にはドジャースへの入団が決まった大谷ですが、一時はゲレロJr.が所属するブルージェイス入りが噂される場面がありました。その際、ゲレロJr.は少々興奮気味にこう語っています。

「彼がトロントに来るなら、間違いなく打者としても、投手としても、僕らを助けてくれる」

「オオタニは怪物的な選手だ。だから、僕らにとっては大きな助けでしかない。トロントに来る可能性のある理由として考えられるのは、彼が勝利を望んでいること、そして、僕たちも勝利を望んでいるからだと思う」

残念ながら2人がチームメイトとして共存することはありませんでしたが、ゲレロJr.のみならず世界の野球ファンが胸を踊らせた瞬間でもありました。

同じホームラン打者として、今後もファンを魅了する争いを繰り広げてくれることを期待しましょう。

2人目はダルビッシュ選手のチームメイト、パドレスに所属するフェルナンド・タティスJr.です。

過去にはドーピング違反でMLB機構から出場停止処分を受けるなど、お騒がせなイメージもあるタティスJr.ですが、2021年には42本のホームランを放ちナ・リーグの本塁打王のタイトルを獲得しました。

そんなタティスJr.は2021年に、二刀流大谷のことをこのように語っています。

「彼がやっていることは、本当にアメージング。彼の二刀流の活躍を称賛しているよ」

「投打を両立するのは困難なこと。彼がどれだけ練習熱心かが分かる。彼が投打の二刀流をあと15年やっていってくれたらと願っている」

大谷が二刀流として活躍できている裏には、並々ならぬ努力があってこそだということをタティスJr.は代弁しました。

また、2023年シーズンに大谷が在籍していたエンゼルスとの対戦を終えたタティスJr.は、次のように発言し、観る側の感覚を麻痺させてしまうほどの活躍を見せる二刀流大谷に対し敬意を示しました。

「彼が野球のためにしていることは、今後100年、200年と語り継がれるだろう」

大谷の活躍の裏には人知れず努力を続けていることの裏付けがあり、ライバルたちは皆、そんな大谷の努力を知っているのでしょう。

そんな話を聞くと、より一層大谷を応援したくなりますね。

伝説のホームラン王、バリー・ボンズが語る大谷

「バリー・ボンズ」

野球ファンの方なら1度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。

ボンズと言えば2001年、メジャーリーグ史上最多の73本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得しました。1986年にメジャー初出場を果たしたことを皮切りに、引退した2007年までの実働22年間で放った本塁打数は歴代1位となる762本と、誰もが求めるメジャー史上最高の選手の1人です。

また、足の速さも折り紙付きで、通算514盗塁を記録しました。

守備でもゴールドグラブ賞を8度受賞するなど、走攻守どれをとっても非の打ち所のない選手です。

そんなボンズですが、昨今の大谷の活躍にはやはり驚愕しているようで、次のようなコメントを残しています。

「本当に信じられないし、驚異的な活躍だ。これまで、私にとってイチロー選手が日本選手のパイオニアというべき存在だった。米国だけで3000安打以上を放ち、日米合わせて4000安打以上を記録した。大谷選手が見せた投手と打者の二刀流は、本当に素晴らしいことだ。今後(大谷以外に)このような選手を見ることはできないのではないだろうか。今までこのような選手を見たことがなかった。信じられないという言葉しか出てこない」

あの世界のイチローを引き合いに、大谷の活躍を賞賛しています。

また、仮に自身が監督だった場合、どのように大谷を起用するかと質問されたボンズは、このように答えています。

「私が監督だったら今と同じ二刀流の起用をしますが、先発投手としては起用しないと思います。中継ぎとして起用すれば疲労も少ない。そして、必ずDHで使います。大谷にとって二刀流は居心地が良いのです。それを変える必要はありません」

ボンズとしては、大谷が今後活躍をし続けるには二刀流を継続することが不可欠であり、二刀流を続けることこそが投打に最も良い影響を与えると考えているようです。

そんなボンズですが、インタビュー中にホームランバッターとしての血が騒いだのか、投手大谷の最も優れた球種は「スプリット」と語った一方、「ただ、スプリットを投げ損ねたら、私はその球をホームランにします(笑)」とも語り、史上最高打者としてのプライドをのぞかせていました。

野球ファンとしては1度でいいからボンズVS大谷の対決を見てみたかったですね。一夜限りのボンズ現役復活なんて日が訪れる日を・・・楽しみにしています。

通算500本塁打以上を誇るレジェンドHR王が語る大谷

長い歴史を持つメジャーリーグの中で、通算500本塁打以上を達成した選手は、あの野球の神様ベーブ・ルースを筆頭に28選手います。

今回はその中でも野球ファンに馴染みの深い2選手のコメントを紹介していきます。

まず1人目は、500本塁打を1639試合、5487打席で達成し、共に最小達成の記録を持つマーク・マグワイヤ選手です。

マグワイヤは通算583本のホームランを放ち、本塁打王のタイトルを4度受賞するなど生粋のホームランバッター。

そんなマグワイヤは2021年、USAトゥデー紙の取材に対し、ベーブ・ルースを引き合いに大谷を大絶賛しました。

「彼(大谷)は見ていて最高。ホームランを打ったあと、ベースを回る姿も素晴らしい」「大谷の活躍は歴史的。ベーブ・ルースの生まれ変わりのようだ」

また、2023年に米国のポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演した際には、次の通り投手としての大谷についても賞賛するコメントを発信しています。

「彼は現在も90マイル後半の球を投げるし、ある時はスイーパーを操り、またある時にはスプリットを駆使する。彼はマウンドに上がるたびに、自身がやりたいと思うことに関して非常に創造力がある」

今や大谷は野球の神様と比較されるほどの選手であり、誰もが為し得たことのないことを次々とやってのける、まさに生ける伝説と言っても過言ではないでしょう。

2人目は2017年、日本の独立リーグ「高知ファイティングドッグス」でプレーし、「マニー」の登録名でファンからも愛されたマニー・ラミレス選手です。

メジャーリーグのインディアンス(現カーディアンズ)でメジャーデビューを果たし、通算打率3割1分2厘、本塁打555本の記録を残しています。また、2023年にはカーディアンズの殿堂入りを果たしました。

レッドソックス時代の指揮官として、ラミレスと共にワールドシリーズ優勝を2度経験したガーディアンズのテリー・フランコナ監督は、「自分が見てきた中で最も才能ある打者のひとり」とラミレスを評価しています。

そんなラミレスは、2021年の試合で投げては6回3安打無失点と好投し、打席では打球速度約186キロの弾丸二塁打を放つ活躍を見せた大谷に対し、もはや人間扱いすることを諦めたかのようなコメントを残しています。

「この男(大谷)は火星人だ。他の惑星からやってきたんだ。パワーとともに打撃ができるし、時速98マイル(約157.71キロ)で投げられるし、チェンジアップもカーブもスライダーも持っている。我々はこの怪物を目撃していることを神に感謝しなければいけない」

また、2023年シーズン前にこの年のオフに大谷がFAとなる可能性を示唆してこのように発しました。

「彼には5億ドルの価値があると思う」

「彼はケタ外れの選手だ。球場でそれを示しているだけでなく、球場外でも証明している。我々は、彼が本物のプロだということを目の当たりにしている」

しかしながら2023年オフにFAとなった大谷がドジャースと交わした契約は、10年7億ドルと言われています。

まさにラミレスの予想までもを大きく上回る契約を交わし、大谷は名実ともに世界一の男になったのでした。

「気品がある」大谷の人間性を絶賛するレジェンド

大谷が何故ここまで様々な人から賞賛され、リスペクトされるのでしょうか。

そこには「野球人大谷」として有無を言わさぬ実績があることは間違いありません。

しかしながら、その根底には日々努力を惜しまず、ただひたすらひたむきに自身の成長を追求する「人間大谷」としての在り方が影響しているのではないでしょうか。

ここからは、そんな大谷の人間味に魅了された、MLBを代表する選手たちのコメントをご紹介します。

まずはメジャー通算563本塁打を誇るレジー・ジャクソンのコメントを紹介しましょう。

ジャクソンと言えば1993年に野球殿堂入りを果たし、あの名門ヤンキースで現役時代に背負っていた背番号「44」は永久欠番となっている超一流選手です。

2023年6月1日の試合前、大谷は緊張した面持ちでジャクソンと対面を果たしました。

大谷は水原一平通訳を介した会話の最中にも帽子を脱いでかぶり直したり、手のひらを練習着で拭いたりするなど、いつになく落ち着かない姿を見せていたそうです。

そんな大谷との対談を終えたジャクソンは大谷の佇まいにも言及し賛辞を送りました。

「彼がしていることを考えれば全くの驚異だよ。大きくて力強く、見た目も若い。気品もあって、スタイリッシュ。荒っぽいコメントに惑わされることなく、常に自分らしくいられる。気品がある一流の人物でもあるね」

さらに別の日にも大谷は唯一無二の存在であるという自身の考えを述べています。

「オオタニは、誰と比較していいのか分からない」「投打の両方で圧倒的な存在というのは、もう二度と見ることができないだろう。だから彼を見に行くべきだ」

また、名門ヤンキースのショートとして長年、三塁手の座に君臨し、2005年に通算400本塁打とMVPを獲得。2007年に通算500本塁打を達成し、本塁打と打点の2冠に輝き、2010年には通算600本塁打に到達。通算2000打点と3000本安打を達成したアレックス・ロドリゲスは、2023年WBC決勝・アメリカ戦前の控え室で、大谷がチームメイトに放ったある言葉に感銘を受けたようです。

「憧れるのを辞めましょう。憧れてしまったら超えられない。今日は僕たちは超えるために来た。トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう!」

この言葉は、日本のメディアでも多く取り上げられており、ロドリゲス同様に感銘を受けた方も多いのではないでしょうか。

この大谷のチームメイトを鼓舞する発言に対し、ロドリゲスは米スポーツ局「FOXスポーツ」の試合後のインタビューで大会MVPを獲得した大谷を称えた後、大谷にある問いを投げかけました。

「間違いなくスーパーヒーローのような君の活躍は私にとっても最高だった」

「しかし私が一番感銘を覚えたのは、君が同僚に送ったスピーチなんだ。それについて少し詳しく聞かせてくれないか?」

それに対し、大谷はその意図を次のように語っています。

「野球をやっていれば誰もが知っている、一番耳にしたことのある選手たちが1~9番まで(並んでいる)。ベンチにも素晴らしい選手たちが並んでいるので、何も考えないと、やっぱり『あ、マイク・トラウトだ』とかリスペクトの気持ちが受け身の形になってしまうので、そこだけ本当に『負けないんだ』っていう気持ちを持っていきたいなと思っていました」

そんな大谷の言動にヤンキースの地元ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」も、「ショウヘイ・オオタニが侍ジャパンへ気持ちを奮い立たせるWBCのスピーチを送る。エンゼルスのスーパースターが、侍ジャパンで声を出してリーダーシップを発揮した」と伝えるなど、大谷のリーダーシップと熱い情熱に大いなる賛辞を送りました。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

今回は大谷翔平のパワーについて、様々なレジェンドたちの声を交えご紹介してきました。

MLBを代表する現役選手並びにOBが揃って大谷の活躍に最大の賛辞を送っています。

今シーズンから活躍の場をドジャースへと移す大谷ですが、今までと変わらず、いや、今まで以上に私たちファンをあっと驚かせる活躍をいとも簡単に成し遂げてしまう姿が想像できます。

成績のみならず、日本人を代表するにふさわしい人格も兼ねそろえた大谷なら、きっとこれからも周りから応援され一喜一憂することなく成長していってくれることでしょう。

残念ながら今シーズンは右肘の故障の影響で打者に専念することになりそうですが、だからこそ打つ方でどこまでチームの勝利に貢献し、どれほどの記録を残すことができるのか楽しみです。

また、自身初となるワールドシリーズ進出という目標もあると思うので、自身の調子とモチベーションを維持し続け、是非ともチーム、個人としても最高の1年にしてほしいですね。

それではまた次回、お会いしましょう☆

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